自転車整備:ボスフリーのリアハブ・メンテナンス

皆さん自転車乗っていますか?
自分は約15年物のシティサイクルを通勤で使っています。

今回は7,8年ぶりにリアハブのメンテナンスをしました。

まずは後輪を外す

事前準備でチェーンを外しやすくするため、6段(一番小さいギア)にセットしておきます。

車体左側のブレーキアッセンブリーとブレーキワイヤーを取り外します。

シティーサイクルはフェンダーやスタンド及びワッシャーが車体と一緒に後輪シャフトに取り付けられています。

左右側のナット(15mm)を外します、ワッシャー、フェンダー、スタンドをはずし、車体から後輪を外しながらチェーンを外します。

スプロケットの取り外し

マルチプルフリーホイール工具を使い、反時計方向に回してホイールからスプロケットを外します。
画像の工具はPWT製で21mmですが、シマノ製は24mmになります。

OILやグリスなどで手が汚れるので、画像のように使い捨てのニトリル手袋があると楽ちんです。

リアハブの分解・清掃・グリスアップ

銀色の薄ナットとスペーサーを外し

14mmのレンチで球押しを固定し、17mmのレンチでロックナットを緩めます。

球押しのグリスは焦げ茶色に汚れ、金属カスが散見されます。
写真を取り忘れましたが、清掃後確認するとボールの接触面4分の1ほど表面が荒れていました。

ボールも3分の1が右のボールのように摩耗していました。

右側のボールを回収したら、ブレーキアッセンブリ側のロックナットには触らず、アッセンブリと後輪シャフトをホイールから引き抜きます。
ボールを無くさないように回収し、清掃・グリスアップします。

今回はたまたま同径のボールがあったので全数交換します。
ホイールと球押しの摩耗はどーしようもなく、自転車の買い替え決心がつきました。

復旧

リアハブを組み立て、右側の球押しで「ガタつかずスムーズに回る様」調整します。
ロックナットを締めたら、確認の為に車軸ごとタイヤを持ち上げ、回り具合を確認します。

ホイールを車体に取り付け、フェンダー、スタンド、ワッシャー、ナット、チェーンを取り付けますが、ナットは仮締めで。
タイヤを浮かし、手でタイヤを回し左右の振れを確認・調整しナットを締めます。

ブレーキアッセンブリを取り付け、ブレーキワイヤーを調整し、ついでにチェーンの清掃・ルブして完成です。

ゲージ付きのフロアポンプも届いたので、時期通勤自転車(ミニベロ)購入の外堀が完全に埋まりました。
あとはどれにするかです。